涅槃図には、釈迦が沙羅双樹の下に横たわり臨終をむかえようとする時、その死を嘆き悲しむ菩薩、弟子や信者、動物などの姿が描かれている。
顔を伏せて泣く姿や目を覆って悲しむ姿、動物たちの表情までもが繊細に表現され、濃厚な色彩と柔らかい線を使って描かれている。
紙ではなく絹に彩色されているため、発色がよく奥行きの感じられる仏画となっている。
画風から鎌倉時代 (1182〜1333)の作と考えられている。
1904年、重要文化財指定。
寺の名は、991年(正暦2年)の夏、日照りによる災害が心配される中で雨乞祈願をすると恵の雨が降り、
その功績によって一条天皇より当時の年号が与えられ「正暦寺」となった。
1700年代に作られた庭園は、石や苔を敷き水の流れを表現する枯山水様式で、京都府指定名勝になっている。境内には萩やつつじが四季折々の姿を見せ、高台にある山門からは由良川と新綾部大橋を見渡すことができる。
涅槃図には、釈迦が沙羅双樹の下に横たわり臨終をむかえようとする時、その死を嘆き悲しむ菩薩、弟子や信者、動物などの姿が描かれている。
顔を伏せて泣く姿や目を覆って悲しむ姿、動物たちの表情までもが繊細に表現され、濃厚な色彩と柔らかい線を使って描かれている。
紙ではなく絹に彩色されているため、発色がよく奥行きの感じられる仏画となっている。
画風から鎌倉時代 (1182〜1333)の作と考えられている。
1904年、重要文化財指定。
【バス】JR綾部駅よりあやバス志賀南北線「大本長生殿前」下車、徒歩5分
【自動車】京都縦貫自動車道綾部安国寺ICから一般道で約10分