楞厳寺

四季の花咲く丹波のカラス寺

塩岳山・楞厳寺は、天平4年(732)、林聖上人により創建されたと伝えられています。 時代の変遷を経て、宝永5年(1708)に本堂が再建。 本堂内陣の天井には秋田杉の板が使われ、96面に渡って様々な花の絵が描かれています。 また、四季のカラスを描いた襖絵により「カラス寺」としても親しまれています。 「関西花の寺25ヶ所」第2番札所として、つつじや蓮など四季折々の花も楽しめます。

楞厳寺 写真1
重要文化財 絹本著色不動明王像
絹本著色不動明王像 写真


不動明王の傍らに三人の童子が立つ掛け軸。紙ではなく絹に描かれています。 この仏画は、明治45年(1912)頃に所在不明となってしまい、第二次大戦後に国宝から重要文化財となりました。 その後、ドイツの東洋美術館が所蔵していると判明しましたが、入手経路が合法的だったため現物の返還はされず、平成29年(2017)、複製品が105年ぶりにお披露目されました。
明治37年(1904)2月、重要文化財に指定。


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